めざせ!配当金生活

家計の見直しとつみたて投資、国内株式について触れていきます

個人年金保険、学資保険を辞めた理由

皆様こんにちは!『しゅん』です!

 

割と昔から老後の資産形成という意識はあって、老後に月10万円もらえるような個人年金保険を 社会人1年目から契約していました。

 

娘が生まれてすぐに学資保険も契約しました。

 

しかし今は元本割れしながらも両方解約しました。

その辺りの判断について悩まれている方もいらっしゃるのかな?と思い、少しお話しできればと思います。

 

個人年金保険

さて具体的な企業名は伏せますが、当時の付き合いで新卒1年目から2社(A社とB社)と分散契約していました。

 

2社併せて月額2万1千円を65歳まで支払って、

そこから75歳までの10年間、年間107万円=月額9万円を受け取る契約でした。

 

運用利回りでいうとA社が0.90%、B社が1.25%。

当時はそんなものかと思っていました。

 

ところが前記事に述べたように老後収入の試算や、新NISAやDC/iDeCoの勉強や実際の運用を進めるうちに、運用利回りの低さに気づきました。

 

というのも、個人年金保険は資産形成というより保障の薄い保険商材だからです。

保障が手厚いならまだしも、死亡時補償10万円とかですからね。

B社は特定重度疾病診断で100万円の保障がありましたが、生命保険とも被っていました。

なら運用利回りの良い新NISAの積立投資&掛け捨ての生命保険で良さそうです。

 

さて個人年金保険の実態に気づいたわけですが、「ここまで6年間積み立てたし、このまま続けててもまぁ…」「解約返戻金は元本割れだしなぁ…」「担当者とも仲が良いし…」という様々な慣性が働いて、解約という行動に心理的ブレーキが働きます。

 

確かに途中解約すると払った金額より少ないお金が戻ってくることになるわけですが、その損失を考慮しても解約してその返戻金を積立投資に回した方が生涯資産は大きくなるだろうと思い直しました。

 

幸い、2社とも営業担当を介さずにWeb上/自動音声コールセンターで解約できたので、対面で担当者に申し訳ないな、という気持ちは起こさずに解約できました。

(解約後に電話が来ましたが、「いろいろあって。今までありがとう」で終えました)

スヌーピーやディズニーのグッズがいっぱい手に入ったり、ディズニーのラウンジ体験もできたので、担当者には感謝しています)

 

学資保険

続いて学資保険です。

うまれてすぐの我が子を抱っこしながら「この子のために」と18年間、月1万2千円の積立を契約しました。

 

子どもがうまれたら学資保険を契約するものだ、という潜在的な思い込みがあったことは否めません。

 

ところが新NISAが始まったことで我ら夫婦に「あれ?」という気持ちが湧きあがります。学資保険の契約から数ヶ月後の話です。

 

積立金額は249万8千円。受取総額は250万円。運用利回りは0.06%

国立大学4年間分の学費にはなる金額ですし、元本割れしにくいというのは良いのですが、銀行の5年定期預金(金利0.2%)より低い運用利回りが気になり始めました。

 

保障も、僕が3大疾病で約款所定の状態になった時の払込免除&子どもが亡くなった時の死亡給付金(所定の金額)という内容。

 

こちらも様々な慣性が働きましたが、1年も経っていなかったので、比較的割り切って解約できました。

 

解約してみて

さてこれで私たち夫婦は老後資金と教育資金を投資運用で用意しなければいけなくなりました。

最初の頃の記事にも書きましたが、まず家計を見直して1ヶ月あたりの投資金額を増やしました。

また生活防衛資金を定義し、貯蓄の余剰金額や上記保険の解約返戻金を積立投資に充当しました。

 

未来予知はできないので、まぁ何かあったら老後資金は一応生活できるレベルであること(前記事)、投資資金をそのまま教育資金にあてがうパターンも試算し、夫婦で納得して同じ方向を向いて歩んでいます。

 

 

まとめ

ということで、個人年金保険も学資保険も、資産形成という手段の中では運用利回りも低い&保険という手段の中では保障も薄い中途半端な商品かなと思い直し、私たち夫婦は別の手段を取ることにしました。

とはいえ元金割れしにくい、銀行貯蓄よりは運用利回りがよい、等、条件によっては魅力的かもしれません。
(なら個人年金保険ではなくiDeCoやDCで元本型の銘柄を選べば良いだけ…??)

皆様の状況や今後のビジョン、性格等と照らし合わせてより良い方法を選択いただければと思います。

 

少しでもお役に立てれば幸いです。

それではまた次回!