めざせ!配当金生活

家計の見直しとつみたて投資、国内株式について触れていきます

今から高配当個別株ポートフォリオを組むなら?

皆様こんにちは!『しゅん』です!

 

これまで各銘柄の指標チェックなどをしてきましたが、自分があのスタイルを確立したのはそれほど昔ではありません。

ですので高配当個別株投資を始めたての頃に買った、売りたいなぁと思っている銘柄も少なくありませんし、ポートフォリオも景気敏感銘柄が50%を超えています。

(それでも何とか上位3業種はいずれもディフェンシブ銘柄にはしましたが)

 

とはいえ新NISAの成長投資枠を使って売買をしているので、なかなか売れないんですよね…。

 

というのも上限240万円/年というのは「購入費用」なので、売っても復活しません
であるならば配当金を少しでももらうために持ち続けるという選択になるのです。

※売った翌年に復活するのは全体1800万円の枠です。

 

そして僕はすでに240万円分を買ってしまっているので、もう今年はやることがありません。NISA口座ではなく特定口座で買ったり、配当金を受け取った不要な銘柄を売るくらいでしょうか。

 

ということで暇つぶしに(?)過去の失敗も生かして新たに今ポートフォリオを組むならこんな感じかな、というシミュレーションをしてみたいなぁと思います。

 

真似してそのまま買って損を出しても僕の責任ではないですからね!(重要)

 

前提条件

  • 今後30年持ち続ける、原則売らない(配当金がなくなる場合は売る)
  • 下記の指標を基に「今の財務状況」を評価する
  • 過去の利益推移を見て今後30年間にわたり安定的な業績を残せそうか評価する
  • ディフェンシブ銘柄(※)をメインに選定する
  • 配当利回り3.8%以上を目指す
  • 購入資金は240万円(成長投資枠上限額)とする
  • 1業種が占める割合10%以下、1銘柄が占める割合5%以下
  • 株価は2024/07/01時点とする

※以下の記事を参考にディフェンシブ銘柄を定義する:

stockdiary.hatenablog.jp

 

ポートフォリオシミュレーション

ディフェンシブ銘柄から選定

 

 

ということでさっそくディフェンシブ銘柄だけで240万円分、選んでみました。

ややサービス・情報通信に偏りが見られることと、分散投資として9業種22銘柄は少なすぎることから改善の余地はまだまだありそうです。1銘柄、1業種の占有率も高いです。

あとはここに若干利回りは低いが業績の良いディフェンシブ銘柄と、シクリカル銘柄を組み込んで240万円50銘柄位を目指しながら、それぞれのバランスを調整していきます。

 

シクリカル銘柄を組み込みながら50銘柄の配分を調整



シクリカル銘柄だけではなくディフェンシブ銘柄も少し追加で組み込んで、東証33業種中25業種、50銘柄を選定しました。

ディフェンシブ銘柄が全体の55%を占め、配当利回りは4%超

各業種の占有率は10%以下、各銘柄の占有率も5%以下とバランスよく分散しました。

購入金額も1円のおつり

今の自分ならこんな感じでポートフォリオを組むかと思います。

 

とはいえこの記事を書いている2024年7月1日時点では多くの銘柄で株価が上がっており、先月は配当利回り3%後半だった銘柄も今は3%前半となっていて、今回の選定からは漏れています。

逆に株価がもう少し落ち着けば240万円の上限の中でももう少し買い増すことができて、配当金を増やすことはできそうです。

 

まとめ

ということで、ポートフォリオの組み方について実例をもとにご紹介しました。

個人的にはディフェンシブ株が過半数を超えるように組みたかったので、まずディフェンシブ株で240万円分組んで、シクリカル株を追加して、配当利回りが4%を維持するように各銘柄の購入数を調整する、という方法を取っています。

 

本番のポートフォリオもこういう風に組みたかったのですが、始めたての頃に各銘柄の研究が進んでいなかったこと、シクリカル株の目先の配当利回りに食いついてしまったことが反省点です。
売ってもよいのですが、株価の上昇率が良いことと、序盤に記述した通り配当金をもらってから売ろうと思っています。

またそのころにはその時に最適なポートフォリオを組んで、徐々にアップデートできればと思います。

 

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします!

 

 

※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!

※また本サイトは株価操縦を目的としたものではありません。