めざせ!配当金生活

家計の見直しとつみたて投資、国内株式について触れていきます

安定高配当株チェック 5984 兼房(株)

皆様こんにちは!『しゅん』です!

 

これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。

stockdiary.hatenablog.jp

 

 

そこで前回に引き続きディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!

 

今回も『金属製品(全91銘柄)』です。

この中で高配当銘柄と言えるのは 23社 です。

今回はそのうちの1社、5984 兼房(株) です!

 

 

銘柄分析

事業内容

業種分類:金属製品

工業用機械刃物の専業メーカー最大手。木工用に強い。金属用の拡大を推進。配当性向35%メド

兼房(株)【5984.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス

 

配当利回り

7/13時点での配当利回り 3.92% です!

 

基礎データと指標

さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。

自己資本比率 50%以上

・有利子負債比率 70%以下

売上高営業利益率 10%以上

売上高経常利益率 10%以上

・売上高純利益率 10%以上

・配当性向50%以下

・直近5年の当期純利益が増加傾向

自己資本利益率ROE) 10%以上

 

 

 

そこでまずは自己資本などの基礎データから。

 

そして指標に照らし合わせると…?



 

業界水準を下回っていますし、経常利益率が営業利益率を上回っています。

決算短信を読むと為替差益が計上されたようです。

 

過去15年の売上高と純利益を見てみると、売上高も純利益もここ数年は横ばいです。

課題としては国内外での売上減少、特に中国およびベトナムでの売上原価率悪化が挙げられています。

5984 兼房 | 会社業績 (irbank.net) 

 

配当金に関しては配当性向30%台を目途に増減配しています。

2023年度は減配(28円/株→22.5円/株)しましたが、2024年度は増配予想(35.5円/株)となっています。

 

まとめ

ということで、

5984 兼房(株) は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしていないと言えるでしょう。

懸念事項は波のある純利益です。2011年以降は黒字が続いていますが、2億円~13億円と幅が広すぎます。

とはいえ配当性向30%台を維持できていますし、余力は感じますので、今後安定した純利益を実現できれば一躍高配当銘柄として人気が出るかと思います。

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします!

 

 

※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!

※また本サイトは株価操縦を目的としたものではありません。