皆様こんにちは!『しゅん』です!
これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。
そこで前回に引き続きディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!
今回からは『食料品(全129銘柄)』です。
この中で高配当銘柄と言えるのは 11社 です。
今回はそのうちの1社、2107 東洋精糖(株) です!
銘柄分析
事業内容
業種分類:食料品
丸紅系。製糖業界中堅。業務用主体。塩水港精糖、フジ日本精糖と共同生産。機能素材を強化
東洋精糖(株)【2107.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス
配当利回り
6/25時点での配当利回りは 4.24%!
食料品の中では 2914 JT と並んで 4%台の高配当となっています。
(2914 JTは過去記事になっています!)
基礎データと指標
さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。
・自己資本比率 50%以上
・有利子負債比率 70%以下
・売上高営業利益率 10%以上
・売上高経常利益率 10%以上
・売上高純利益率 10%以上
・配当性向50以下
・直近5年の当期純利益が増加傾向
そこでまずは自己資本などの基礎データから。
そして指標に照らし合わせると…?
素晴らしい業績ですね!
ただし売上高経常利益率に対して売上高営業利益率が低いので、本業部分での利益にやや不安が残りますね。
また配当性向もやや高いかな、という感じです。
過去15年の売上高と純利益を見てみると、特に純利益は波がありそうですね。
2023年度は純利益を大きく伸ばし、増配も実施されました。
2024年度は設立75周年に合わせて記念配当(1株30円)も見込まれています。
まとめ
ということで、
2107 東洋精糖(株) は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしていると言えます。
懸念事項としては純利益増による増配及び記念配当を含んでの配当利回りであり、2025年度以降も同様の水準を維持できるのか、やや波のある純利益の実績からは不安視されます。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!
※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!
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