皆様こんにちは!『しゅん』です!
これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。
そこで今回からはディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!
まず初回は『水産・農林業(全12銘柄)』です。
ただし高配当銘柄と言えるのは 1社だけ でした。
今回はその1社、1384 (株)ホクリヨウ です!
銘柄分析
事業内容
業種分類:水産・農林業
採卵養鶏場大手、北海道でシェア5割。雛からの一貫生産や直接販売に特徴、本州開拓を強化へ
(株)ホクリヨウ【1384.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス
配当利回り
6/25時点での配当利回りは 4.03%!
1333 マルハニチロ(株) や 1381 (株)アクシーズ が次点で 3%前半と考えると、頭一つ抜きんでていることがわかりますね。
基礎データと指標
さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。
・自己資本比率 50%以上
・有利子負債比率 70%以下
・売上高営業利益率 10%以上
・売上高経常利益率 10%以上
・売上高純利益率 10%以上
・配当性向50以下
・直近5年の当期純利益が増加傾向
そこでまずは自己資本などの基礎データから。
そして指標に照らし合わせると…?
素晴らしい業績ですね!配当性向も余裕があり、これで高配当なので文句なしです。
ただし過去15年の売上高と純利益を見てみると、特に純利益は波がありそうですね。
鶏卵業界は鳥インフルエンザウイルス感染の拡大によって大きなダメージを受けます。
また円安を背景に高止まりする飼料価格への対応が業界全体で迫られており、苦境に立たされていると言えるでしょう。
飼料安定基金からの補填金額もなくなり、さらにコスト増が見込まれています。
それでも差別化卵の拡販に注力したホクリヨウでは売上高の連続増収を達成しています。
まとめ
ということで、
1384 (株)ホクリヨウ は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしていると言えます。
懸念事項としては外国情勢に影響されやすい飼料価格への対応と鳥インフルエンザウイルス感染によるダメージの影響度合いでしょうか。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!
※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!
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