めざせ!配当金生活

家計の見直しとつみたて投資、国内株式について触れていきます

安定高配当株チェック 5988 (株)パイオラックス

皆様こんにちは!『しゅん』です!

 

これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。

stockdiary.hatenablog.jp

 

 

そこで前回に引き続きディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!

 

今回も『金属製品(全91銘柄)』です。

この中で高配当銘柄と言えるのは 23社 です。

今回はそのうちの1社、5988 (株)パイオラックス です!

 

 

銘柄分析

事業内容

業種分類:金属製品

自動車向けの精密ばねと工業用ファスナーが両輪。日産グループ向け4割弱。医療機器も育成

(株)パイオラックス【5988.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス

 

配当利回り

7/13時点での配当利回り 3.72% です!

 

基礎データと指標

さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。

自己資本比率 50%以上

・有利子負債比率 70%以下

売上高営業利益率 10%以上

売上高経常利益率 10%以上

・売上高純利益率 10%以上

・配当性向50%以下

・直近5年の当期純利益が増加傾向

自己資本利益率ROE) 10%以上

 

 

 

そこでまずは自己資本などの基礎データから。

 

そして指標に照らし合わせると…?

 

業界水準通りの利益率となっていますが、配当性向が100%を超えています。

 

過去15年の売上高と純利益を見てみると、売上高も純利益も波がありつつ、特に純利益は緩やかに減少傾向にありそうです。

中国市場での日系自動車メーカーの販売低迷、ガソリン車からの脱却等の情勢変化にやや苦しんだ様子、そのうえ原材料費や物流費等の高騰も厳しいようです。

5988 パイオラックス | 会社業績 (irbank.net) 

 

上記純利益の減少から配当性向も100%を超える見通しですが、株主資本配当率(DOE)は4%と、余力はありそうです。

2022年度に大幅増配(45円/株→100円/株)、さらに2023年度に28円の増配を実施していますが、2024年度は92円/株と減配予想となっています。

 

まとめ

ということで、

5988 (株)パイオラックス は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしているか微妙なところです。

DOEベースでは余力は感じますが、やはり当ブログとしては純利益、配当性向ベースでの苦しさに不安を覚えます。

実際に減配予想となっており、今後手立てを打てるかどうかに注目です。

 

それではまた次回、よろしくお願いいたします!

 

 

※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!

※また本サイトは株価操縦を目的としたものではありません。