皆様こんにちは!『しゅん』です!
これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。
そこで前回に引き続きディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!
今回も『金属製品(全91銘柄)』です。
この中で高配当銘柄と言えるのは 23社 です。
今回はそのうちの1社、5915 (株)駒井ハルテック です!
銘柄分析
事業内容
業種分類:金属製品
鉄骨・橋梁の大手。超高層建築などに実績。風力発電に参入。10年に駒井鉄工とハルテックが合併
(株)駒井ハルテック【5915.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス
配当利回り
7/13時点での配当利回りは 3.88% です!
基礎データと指標
さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。
・自己資本比率 50%以上
・有利子負債比率 70%以下
・売上高営業利益率 10%以上
・売上高経常利益率 10%以上
・売上高純利益率 10%以上
・配当性向50%以下
・直近5年の当期純利益が増加傾向
そこでまずは自己資本などの基礎データから。
そして指標に照らし合わせると…?
業界水準と比較してもかなり利益率が低い状態です。
過去15年の売上高と純利益を見てみると、どちらも波があります。
中期経営計画の計画数字修正の情報はありませんが、物価高等の影響を受けてどの事業も厳しい局面にありそうです。
また2024年6月24日にはサイバー攻撃によってシステム障害が発生し、セキュリティ脆弱性も懸念されます。
5915 駒井ハルテック | 会社業績 (irbank.net)
一方で配当金は2019年以降70円/株を維持しています。
2024年度も70円/株は維持される見込みです。
まとめ
ということで、
5915 (株)駒井ハルテック は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしていないと言えそうです。
純利益の波のわりに配当性向が100%を超えることはなく、配当金に関して言えばまだ余力は感じますが、やはり当ブログとしては純利益の苦しさに不安を覚えます。
似たような事業を持ちながらここまで苦しんでいない同業他社に追いつけ追い越せの手立てを今後打てるかどうかに注目です。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!
※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!
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