皆様こんにちは!『しゅん』です!
これまで高配当株投資の在り方や、ディフェンシブ業種の重要性について触れてきました。
そこで前回に引き続きディフェンシブ業種における高配当銘柄の業績を指標で見ていきたいと思います!
今回も『金属製品(全91銘柄)』です。
この中で高配当銘柄と言えるのは 23社 です。
今回はそのうちの1社、5943 (株)ノーリツ です!
銘柄分析
事業内容
業種分類:金属製品
ガス・石油給湯器で国内シェア4割の大手。ハイブリッド機に注力。米、豪州を軸に海外育成中
(株)駒井ハルテック【5915.T】:企業情報(決算時期や平均年収、代表者名など) - Yahoo!ファイナンス
配当利回り
7/13時点での配当利回りは 3.66% です!
基礎データと指標
さて今回も下記の指標で見ていきたいと思います。
・自己資本比率 50%以上
・有利子負債比率 70%以下
・売上高営業利益率 10%以上
・売上高経常利益率 10%以上
・売上高純利益率 10%以上
・配当性向50%以下
・直近5年の当期純利益が増加傾向
そこでまずは自己資本などの基礎データから。
そして指標に照らし合わせると…?
業界水準と比較してもかなり利益率が低い状態です。
過去15年の売上高と純利益を見てみると、売上高は横ばいですが、純利益は波があります。
特に国内事業で苦しく、新中期経営計画「Vプラン26」を基に海外事業への拡大などを検討しているようです。
一方で配当金は2020年度の大幅増配を除けば、2018年度から緩やかに増配がされています(32円/株→67円/株予想)。
ただし純利益の波があるため配当性向は2018年度(100.8%)、2022年度(281.3%)のように100%を超えることもあります。
ただしDOEは2%台と、まだ余力は感じます。
まとめ
ということで、
5943 (株)ノーリツ は高配当株投資をする銘柄として条件を満たしていないと言えそうです。
純利益の波のわりに、配当金にはまだ余力は感じますが、やはり当ブログとしては純利益の苦しさに不安を覚えます。
今後手立てを打てるかどうかに注目です。
それではまた次回、よろしくお願いいたします!
※もちろん最終的な投資判断は自己責任ですので、あくまで参考程度にお願いします!
※また本サイトは株価操縦を目的としたものではありません。